メグ・キャボット「恋するアメリカン・ガール」

 

絵を描くのが好きな15才のサム(サマンサ)。
両親に通わされることになった絵画教室をさぼっていて、大統領暗殺事件に巻き込まれたことから彼女の生活は一変する。
大統領を救った国民的英雄に祭り上げられ、命の恩人としてホワイトハウスでのディナーにも招待される。
そして、同じ絵画教室の生徒だったデイビッドが大統領の息子だったことを知る。


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僕には珍しい恋愛コメディ。
芸術家志向で反抗期(中二病?)まっただなかという感じのサムのキャラは、共感できるところできないところ、分かるだけに気恥ずかしくなるところ、それぞれ。
あちらのティーン向け小説で、作中で出てくるタレントやアーティスト、テレビ番組なんか、僕はよく知らなくてピンと来なかったりはあったけど、恋愛ものとして動き出す中盤以降なかなか面白かった。